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2025.02.11
インプラント治療とは?メリット・デメリット、費用、治療の流れを解説

こんにちは、渋谷マロン歯科Tokyoです。
誰しも、できれば生涯、自分の歯で過ごしたいと思うでしょう。しかし、虫歯や歯周病、加齢などさまざまな理由で、歯を失うことは少なくありません。
もし歯が抜けてしまったり、抜歯したりした後は、そのままにせず人工歯を入れることが一般的です。その方法は、入れ歯やブリッジ、そして「インプラント」です。インプラントはどのような治療なのか、メリット、デメリット、気になる治療費も含めて解説します。
インプラント治療とは?
インプラント治療とは、歯を失った部分に人工の歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療方法です。インプラントは主にチタンで作られています。チタンは軽量で強度の高い金属で、耐食性、生体適合性に優れている(骨に結合する)ため、人工関節や航空機の部品、建築材料、スポーツ用品など幅広い分野で活用されています。
インプラントは、ブリッジや入れ歯のように周囲の歯に負担をかけることがない上に、見た目や噛む感覚が天然歯に近く、非常に自然です。適切なケアを行うことで、長期間安定して使用できる点も大きな特徴です。
インプラント治療のメリット
インプラント治療のメリットには以下のような点があります。
自然で美しい見た目
入れ歯の場合は、金属が見えてしまったりすることもありますが、インプラントは見た目の違和感がほとんどないため、歯を見せてナチュラルな笑顔を見せることができます。自信が生まれ、ストレスなく会話やコミュニケーションを楽しめるでしょう。
天然歯のような機能性
天然歯に近い噛み心地なので、まるで自分の歯で噛んでいるように食事ができます。硬いものや、粘り気のある食べ物も問題なく噛むことができます。また、入れ歯のようにズレることがないため、クリアな発音も維持できます。
周囲の歯を削らない
ブリッジ場合は、装置を付けるために両隣の健康な歯を少し削る必要がありますが、インプラントはその必要がありません。歯を健康なまま保つことができます。また、入れ歯やブリッジのように取り外す必要もありません。
顎の骨の吸収を防ぐ
天然歯は顎の骨に埋まっているため、歯を失うと顎の骨が痩せてしまい(骨吸収)、他の歯にも悪影響が出ます。しかし、インプラントを入れることで骨に刺激が伝わり、吸収を防ぐことができます。お口全体の健康を守ることに繋がります。
耐久性が高い
治療後の定期メンテナンスを欠かさず、適切なケアを行えば、20年以上の使用が可能です。一度入れれば、長く使うことができます。
インプラント治療のデメリット
インプラント治療には、デメリットと言われる点もあります。
手術が必要
インプラントを埋入するための外科手術を行うため、術後の痛みや感染症リスクがあります。痛みは麻酔でかなり軽減されますが、やはり体には負担がかかります。持病がある方、妊娠中の方などは、必ず事前に歯科医師にご相談ください。
治療期間が長い
骨とインプラントが結合するには数ヶ月かかるため、虫歯治療のようにすぐ終わるわけではありません。治療完了までの目安は3ヶ月ほどです(状態によりますが、来院回数が多いということではありません)
治療費用がかさむ
インプラントは、先天的に顎の骨が欠損しているなど特定の条件を満たすと保険適用になりますが、基本的に保険適用外なので、ブリッジや入れ歯に比べて治療費がかさみます。
メンテナンスが必須
インプラントと歯茎の隙間にプラーク(歯垢)が溜まると、細菌によりインプラント歯周炎を発症するリスクがあります。インプラント歯周炎になると、歯茎の腫れや出血、インプラントの抜け落ちが生じることも。歯磨きなどのセルフケアと、歯科医院での定期的なメンテナンスが欠かせません。
歯を失った場合の他の治療法
インプラント以外の治療法として、ブリッジや入れ歯、差し歯などがあります。インプラントと比べたときのメリット・デメリットは次のとおりです。
ブリッジ
抜歯した歯の両隣の歯を少し削り、それをブリッジ(支え)にして被せ物をします。
■メリット
手術をしないので治療期間が短く、保険適用もあるので治療費を抑えられます。
■デメリット
健康な歯を削る必要があり、支えとなる歯に負担がかかります。また、汚れが溜まりやすいので入念なケアが必要です。
入れ歯
取り外し式の装置を使って、歯の機能を回復します。
■メリット
失った歯の本数が少なければ、治療期間は比較的短いです。また、保険適用のため費用が比較的安価です。
■デメリット
インプラントと比べると装着時に違和感があります。また、取り外し式であり、材料が劣化すると見た目や臭いの原因になりやすいです。
インプラント治療の手順
1.カウンセリング(当院は無料)
患者様のお悩みやご希望を確認し、必要な情報をお伝えします。
2.診査診断、治療計画
CTやレントゲンを用いてお口の状態を確認し、治療計画をご説明します。
3.抜歯、インプラント埋入
局所麻酔で抜歯し、洗浄・消毒などを済ませたら抜歯でできた穴を整え、インプラント体を埋め込みます。
なお、渋谷マロン歯科では、骨がある場合は抜歯時にインプラント体を埋め込みます。骨がない場合は骨造成(GBR)を行う、または、抜歯のみを行う場合もあります。
4.結合期間
骨とインプラント体が結合するまで、約3〜6ヶ月待ちます。
5.型取り
インプラント体の上に取り付ける人工歯の型取りを行います。当院では口腔内スキャナーを使用します。
6.人工歯の装着
歯科技工士が作製した人工歯を装着します。人工歯の素材は、セラミックやジルコニアなどがあります。
7.定期メンテナンス
インプラント治療を行なった箇所はインプラント歯周炎になりやすいため、セルフケアのほか、定期的なメンテナンスを受けましょう。
インプラント治療の費用
インプラント治療は保険適用外のため、自費となります。自費の場合、歯科医院によって費用は異なります。渋谷マロン歯科Tokyoでは、インプラント治療は1本あたりおよそ50万円(税込)〜です。費用には以下を含みます。※抜歯即時埋入の場合60万円(税込)~です。
・診察料、処置料、検査料(レントゲン、CT)
・インプラント体埋入手術
・土台+インプラント補綴
その他、口腔内の状態に合わせてオプションで「抜歯即時埋入」や「GBR(骨誘導再生法)」など、最適な治療をご提案いたします。皆様に安心して治療を受けていただけるよう、デンタルローンも取り扱っております。
詳しくは、料金表|渋谷マロン歯科Tokyoをご覧ください。
渋谷マロン歯科Tokyoのインプラント治療の特徴
渋谷マロン歯科Tokyoでは、約95%の患者様に、抜歯当日にインプラント体を埋入する「抜歯即時埋入法」という治療を行っています。抜歯後は顎の骨が吸収されやすく、時間経過とともに使用できるインプラント体のサイズが限られる可能性があります。
しかし抜歯即時埋入法であれば、そういったリスクを軽減し、治療期間も短縮できるので体への負担を小さくすることができます(抜歯即時埋入法はオプションのため、別途費用がかかります)。
また、渋谷マロン歯科Tokyoでは、世界シェア率No.1(2022年時点)を誇る、スイスのストローマン社製のインプラントを採用しています。品質が高く、埋入から10年経過後も、インプラント症例の98%で問題なく機能しているとされています。
その他、歯科用CTによる確かな診断、痛みや不安を最小限に抑える麻酔、ガイデッドサージェリーという技術による正確なインプラント埋入など、患者様1人ひとりに合わせた最適な治療をご提案いたします。
JIAD口腔インプラント認定医の資格を持つ院長が、患者様のお話をしっかり伺って丁寧にご説明、診察、治療をしますので、インプラント治療を検討されている方は、ご相談だけでもお気軽にご来院ください。
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