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2024.12.06

噛み合わせの悪さが引き起こす問題と治療方法

こんにちは。渋谷マロン歯科Tokyoです。今回はよく耳にするものの、少し分かりにくい「噛み合わせ」についてお話します。
みなさんは「噛み合わせが悪い」と言われても、具体的にどのような問題があるのかピンとこない方も多いのではないでしょうか?噛み合わせの悪さは単に「噛みにくい」という不便さに留まらず、口腔内の健康や体全体に影響を及ぼす可能性があります。
例えば、顎の痛みや歯のトラブルだけでなく、頭痛や肩こり、さらには消化不良や全身の不調の原因にもなる可能性もあります。
この記事では、噛み合わせの悪さが引き起こす問題を詳しく解説して、治療法についても紹介させていただきます。

 

噛み合わせが悪いとは?噛み合わせの悪さが引き起こす主な問題

頬を手で押さえる顎が痛い患者|噛み合わせの悪さが引き起こす問題と治療方法|渋谷マロン歯科Tokyoブログ

「噛み合わせが悪い」というのは、正しく歯が噛みあっていない状態のことを言います。歯の問題だけでなく、顎の成長や生活習慣が原因で悪い噛み合わせになってしまうケースもあります。
見た目の歯並びは悪くなくても、噛み合わせが悪いこともあり、また食べ物を噛み砕きにくい場合もそうでないこともあるなど、噛み合わせの良し悪しについては、ご自身では判断が難しい場合も多いため、疑われる場合には、歯科医院を受診されることをお勧めします。

また、「噛み合わせが悪い」ことで起こる問題について詳しくみていきましょう。

1. 顎関節症(がくかんせつしょう)

噛み合わせが悪いことで、顎の関節(顎関節)や周囲の筋肉に余計な負担がかかり、顎関節症を引き起こすことがあります。

主な症状:
・顎を動かすと「カクカク」や「パキパキ」という音がする
・口を開けるときに顎が痛む、またはスムーズに開かない
・長時間の会話や食事後に顎が疲れやすい

これらの症状は、一時的なものと考え軽視されがちですが、放置することで慢性的な痛みや不快感につながる可能性があります。また口が空きにくくなったり食事に支障が出たりすることもあるので、早めに対処されると良いかと思います。

2. 歯の摩耗や破損

噛み合わせが悪いと、一部の歯に過度な力が集中するため、歯がすり減ったり、欠けたりすることがあります。

歯の摩耗・破損が進むと:
・歯が薄くなることで冷たいものや熱いものが染みる
・噛む力が均等でなくなるため、さらに噛み合わせが悪化
・見た目の美しさが損なわれる

また、摩耗した歯は虫歯になりやすくなるため、虫歯や歯周病のリスクも高まります。

3. 歯周病の進行

噛み合わせが悪いと、歯や歯茎に不均衡な力がかかり、歯周組織がダメージを受け場合があります。これが歯周病を進行させ、以下のような症状が現れることがあります

・歯茎の腫れや出血
・歯がぐらぐらする
・最終的に歯を失う

また、噛み合わが乱れていると、歯ブラシが届きにくい箇所ができ、清掃不良により歯周病がさらに悪化することもあります。

4. 全身への影響

噛み合わせの悪さは、口腔内の問題にとどまらず、体全体に以下のような影響を及ぼします:

姿勢の崩れ:
噛み合わせのズレが顎や首の位置に影響を与え、結果として体全体のバランスが崩れることがあります。これにより、猫背や骨盤のゆがみが引き起こされることも。

慢性的な肩こり・頭痛:
顎の筋肉が過剰に緊張することで、首や肩に負担がかかり、肩こりや緊張性頭痛が起こる可能性があります。

消化不良:
十分に噛めない状態で食べ物を飲み込むと、胃腸に負担がかかり、消化不良や栄養吸収の低下を引き起こします。

5. 美観と心理的な問題

噛み合わせが悪いことで、歯並びが乱れるケースがあります。このような場合、以下の影響を受けることがあります:

・歯が重なったり、隙間が目立つことで見た目が気になる
・笑顔に自信が持てなくなる
・歯磨きがしづらくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まる

 

噛み合わせの治療方法

噛み合わせをマウスピースで治療する女性|噛み合わせの悪さが引き起こす問題と治療方法|渋谷マロン歯科Tokyoブログ

噛み合わせの治療は、原因や症状に応じて選択されます。以下で主な治療法をご紹介します。

1. 矯正治療

歯並びの乱れが原因で噛み合わせが悪い場合、矯正治療が効果的です。

主な矯正方法:
マウスピース型矯正(インビザライン)
透明で目立たないため、大人の患者様にも人気です。
ワイヤー矯正
歯の大きな移動が必要な場合や複雑なケースに適しています。
矯正治療には数カ月から数年かかる場合がありますが、歯並びと噛み合わせを根本から改善できます。

2. マウスピース(スプリント)治療

顎関節症や歯ぎしり、食いしばりが原因で噛み合わせが悪化している場合、マウスピース治療が適しています。

マウスピースの効果:
夜間の歯ぎしりや食いしばりを防ぐ
顎関節や筋肉への負担を軽減
噛み合わせの調整をサポート
簡単に取り入れられる治療法として多くの方に利用されています。

3. 歯科補綴治療

歯が欠けたり、失われたりした場合、補綴治療によって噛み合わせを修復します。

クラウン(被せ物)
損傷した歯を保護し、噛み合わせを改善。
ブリッジやインプラント
失った歯を補い、噛む力を回復。
歯の状態に合わせて最適な治療法を選択します。

4. 咬合調整

歯を削ったり詰め物を調整することで、噛み合わせを改善します。特に軽度のズレの場合、短期間で効果が期待できます。

5. 生活習慣の改善

治療と合わせて、以下の生活習慣を見直すことで治療効果を最大化できます。

正しい姿勢を意識する
ストレス管理で歯ぎしりや食いしばりを予防する
噛む力を鍛えるバランスの良い食事を心がける

 

噛み合わせが気になったら渋谷マロン歯科Tokyoへご相談ください

噛み合わせの悪さは、軽視すると口腔内だけでなく全身の健康にも悪影響を及ぼします。違和感や痛みを感じたら、早めに歯科医院で診断を受けることが大切です。当院では、患者様一人ひとりに合った治療法を提案し、健康で快適な生活をサポートいたします。

まずはお気軽にご相談ください。

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監修者情報

佐藤 年彦

院長

佐藤 年彦

2013年 神奈川歯科大学歯学部 卒業
2021年 渋谷マロン歯科Tokyo 開業

歯医者が苦手な方も、ハイレベルな歯科診療を受けたい方も、あらゆる方に満足いただける歯科診療をお届けします。お口のことでお困りのことがあればお気軽にご相談ください。