歯科恐怖症の方には「静脈内鎮静法による無痛治療」がおすすめです|渋谷の歯医者|渋谷マロン歯科Tokyo

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2024.09.03

歯科恐怖症の方には「静脈内鎮静法による無痛治療」がおすすめです

渋谷マロン歯科Tokyoには「歯科治療が怖い」「痛みや音が怖くて治療を受けたくない」「治療中に『オエッ』となりやすくて心配」などといった方から、たくさんのご相談をいただいています。
多くの方は歯医者での治療に対して苦手意識や人によっては恐怖を感じておられ、その原因としては、歯科治療中の痛み、麻酔の注射のチクリとする痛み、さらに歯科治療独特の音や匂い、過去の歯科治療の痛みのトラウマなどさまざまです。

そういった患者さんは、定期的な歯科検診にも行けず、治療が必要な歯があるにもかかわらず歯医者に行くことができないため、多くは状況が悪化してしまいます。歯はそのままにしていても良くなることはありませんし、一日も早く治療をすることが必要なことは言うまでもありません。

昨今の歯科医療は進化しており、こういった問題の解決が期待できる「無痛治療」が可能な歯科医院も増えてきました。その中でも、特に注目されているのが「静脈内鎮静法」を用いた無痛治療です。このブログでは、渋谷マロン歯科Tokyoでも取り入れている静脈内鎮静法による無痛治療について詳しくご紹介します。

 

歯医者が怖い・・・歯科恐怖症の原因は人によってさまざまです

歯科恐怖症の方には「静脈内鎮静法による無痛治療」がおすすめです|渋谷マロン歯科Tokyoブログ|歯科医院の器具やユニットなどのイメージ写真

歯科治療や歯医者が怖いといったいわゆる「歯科恐怖症」の原因は人それぞれです。しかし、主には下記の3つが多いのではないでしょうか。

 歯科治療中の痛み

いちばん一般的な歯医者が怖い原因は、治療中に感じる痛みです。特に神経に近い部分を治療することになるひどい虫歯の治療や、抜歯などの外科的処置の場合「すごく痛そう・・・」という想像が膨らんでしまいます。また、これまでに歯医者で痛い思いをした経験などから多くの患者さんが不安を感じられます。

 麻酔の痛み

歯科治療の際には通常局所麻酔をします。麻酔のために注射針を刺す際にはチクッとして痛みがありますし、麻酔薬を注入するときにも不快感を伴います。また、麻酔の効き目が不十分だと、治療中に痛みを感じることもあり、これが恐怖心を増大させてしまいます。

治療中の音や匂いなど

歯を削る時の音や機械音、薬剤や歯を削る時の独特の匂いは多くの人にとってとても不快なものです。また、こうした不快感が歯科治療を嫌う原因になっている人も少なくありません。匂いや器具が口の中に入ることに反応して嘔吐反射(オエッとなる)を起こす、また音や匂いから治療の痛みを思い出してしまうことも歯医者に行くこと自体が怖いということにつながる場合もあります。

このような方々にとって、無痛治療は大変頼りになるものです。当院でも多くの患者さんが無痛治療を希望して来院され、安心して歯科治療を受けられています。

 

歯医者が怖い方の選択肢「静脈内鎮静法」による無痛治療とは

歯科恐怖症の方には「静脈内鎮静法による無痛治療」がおすすめです|渋谷マロン歯科Tokyoブログ|麻酔医による静脈内鎮静法の説明風景

「静脈内鎮静法」とは、点滴で抗不安薬や静脈麻酔薬を投与して、患者さんを鎮静状態にするものです。全身麻酔とは異なり、意識が完全になくなるのではなく、患者さんは受け答えができる状態です。よくウトウトと眠ったような状態と表現されます。痛みはほぼ感じことなく歯科治療が可能で、下記のような特徴があります。

 痛みを感じる可能性は限りなく低い

薬剤によって痛みや嘔吐反射(オエッとなる)、緊張を抑制するので、患者さんは歯科治療中、安全で快適な状態を維持できます。特に痛みに敏感な方や長時間口を開けることが難しい方の場合でもストレスなく治療が受けられます。

恐怖心の軽減

鎮静剤によって、歯科治療に対する恐怖心が和らぎます。また眠ったような状態でリラックスした状態を保てます。

治療後の記憶があまり残らない

薬剤の健忘効果により、治療中の記憶が曖昧になることが多く、治療中の不快な記憶が残らないという利点もあります。そのため次回以降の治療に対する不安感の減少も期待できます。

 

静脈内鎮静法は歯科恐怖症の方以外にも下記のような方に適しています

長時間の歯科治療を受けられる方

インプラント治療や複雑な歯周病治療など長時間に及ぶ治療を受ける場合に静脈内鎮静法は有効です。また、当院では何度も通院することが難しい多忙な方や遠方の歯科医院で治療される方が短期集中治療を受けられる場合、何時間にもおよぶ治療となる場合には静脈内鎮静法と組み合わせた無痛治療をお勧めしています。

全身麻酔に抵抗がある方

静脈内鎮静法は全身麻酔とは異なり、意識が完全になくなるわけではなく、受け答えもできます。全身麻酔に不安を感じる方や、高齢者、持病をお持ちの方にも適応しやすいといえます。

 

静脈内鎮静法による無痛治療のメリットとデメリット

歯科恐怖症の方には「静脈内鎮静法による無痛治療」がおすすめです|渋谷マロン歯科Tokyoブログ|麻酔医による静脈内鎮静法の風景

静脈内鎮静法による無痛治療のメリットとデメリットを整理しておきましょう。

メリット

• 歯科治療中の痛みはほぼ感じない

治療中に痛みを感じる可能性は限りなく低く、患者さんは安心して治療を受けられます。治療への恐怖心が軽減され、通院もスムーズになります。

• 精神的な負担が少ない

鎮静剤によってリラックスした状態で治療を受けられるため、治療後の精神的な疲労やストレスが少なくなります。

• 治療後の回復が早い

静脈内鎮静法は、全身麻酔よりも回復が早く、治療後にすぐに日常生活に戻ることが可能です。

 

デメリット

• 専門の麻酔医が必要

静脈内鎮静法を行うには、専門の麻酔医が必要です。そのため、この治療法を提供できる歯科医院は限られています。

⇒渋谷マロン歯科では麻酔医が在籍しているため、静脈内鎮静法を提供できます。また、対応できる日や時間も多いため患者さんの都合にも合わせやすいという強みがあります。

 

静脈内鎮静法による無痛治療、短期集中治療をご希望の方は渋谷マロン歯科にご相談ください

歯科恐怖症の方には「静脈内鎮静法による無痛治療」がおすすめです|渋谷マロン歯科Tokyoブログ|院長と気軽に相談する患者さん

歯科治療に対する不安や恐怖を感じている方にとって、静脈内鎮静法を活用した無痛治療は、非常に有効な選択肢です。痛みの心配をすることなく、リラックスした状態で治療を受けられるため、精神的な負担が大幅に軽減されます。

渋谷マロン歯科では、専門の歯科麻酔医が在籍し、静脈内鎮静法による無痛治療を安全に提供しています。
当院では、静脈内鎮静法を用いた無痛治療を積極的に提供し、患者さんが安心して歯科治療を受けられる環境を整えています。歯科治療に対する恐怖を感じる方、長時間の治療が必要な方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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監修者情報

佐藤 年彦

院長

佐藤 年彦

2013年 神奈川歯科大学歯学部 卒業
2021年 渋谷マロン歯科Tokyo 開業

歯医者が苦手な方も、ハイレベルな歯科診療を受けたい方も、あらゆる方に満足いただける歯科診療をお届けします。お口のことでお困りのことがあればお気軽にご相談ください。