【症例】一回で虫歯を改善した審美治療|渋谷の歯医者|渋谷マロン歯科Tokyo

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2023.07.31

【症例】一回で虫歯を改善した審美治療

治療概要

治療内容 ダイレクトボンディング
期間 1日
治療回数 1回
費用 33,000円(税込)

治療前の状態・主訴

患者様は、当院で虫歯治療を行っている方です。今回は、右下の虫歯の治療です。

初診時レントゲン

渋谷マロン歯科Tokyo|【症例】一回で虫歯を改善した審美治療|初診時レントゲン画像

術前レントゲン

渋谷マロン歯科Tokyo|【症例】一回で虫歯を改善した審美治療|術前レントゲン画像

初診時口腔内写真

渋谷マロン歯科Tokyo|【症例】一回で虫歯を改善した審美治療|初診時口腔内写真

初診時レントゲンおよび口腔内写真より象牙質う蝕が確認できます。虫歯は目で見て分かるように表面から進行する場合と、直接目でみても判断しづらいように中から進んでいく場合とがあります。今回は後者のように中から虫歯が進んでいるパターンですが、表面からでも色がグレーがかって見えるほどに進行していました。

治療詳細

この場合の治療法ですが、虫歯を取り除いた後に一周分の歯質を残すことができた場合は、直接材料を詰める充填治療が第一選択になります。また、虫歯が大きくて一周分の歯質が残せなかった場合は、充填治療、もしくは型取りを行って材料をくっつけるインレー修復という治療方針になります。以下、それぞれの特徴を説明します。

CR充填

保険適応のものと、保険適応外のものがあります。

(保険適応)

レジンという材料で成形して、光を照射して固めます。アンダーカット(上から見て影になる部分がある、複雑な形)でも充填することができます。ただ、レジンは吸水性を持つので、唾液やコーヒー、紅茶等の色の付いた水分を吸収して変色してしまいます。軟らかい材料のため、あまり広範囲に詰めると二次虫歯が起きやすいのも特徴です。また、色の種類には限りがあります。

(保険適応外)ダイレクトボンディング

レジンにセラミックを足した材料です。レジンも保険適応のものより強度が高いものを使用します。セラミック成分を多く含有しているため、唾液や色のついた飲み物による変色も最低限にすることが可能です。二次虫歯も起きづらいです。また、色の種類も豊富で、オーダーメードで他の歯の色に合わせる事が可能となります。

 

インレー修復

インレー修復にも、保険適応のものと、保険適応外のものがあります。

(保険適応)

銀歯またはプラスチックセラミックの2種類があります。プラスチックセラミックは治療する歯の部位によっては選択できません。両者とも歯よりは軟らかく、経年的に変形して二次虫歯を引き起こす可能性は高いです。

(保険適応外)

ジルコニアという人工ダイヤを使用します。院内技工士がオーダーメイドでデザインします。

なるべく再治療を行わないという目的で作られているもので、5年間の保証があります。強度が強いため変形量が少なく、汚れが付きづらい材料のため、二次虫歯の発生を限りなく少なくできます。色も白く、周りの歯と似た色合いで、目立たないものになります。

 

ご相談させていただいた結果、今回の患者様は、保険適応外のダイレクトボンディングで治療を行いました。

虫歯を確認し、虫歯になってしまっている部分を丁寧に取り除いたのち、ダイレクトボンディングで充填しました。

虫歯確認時

渋谷マロン歯科Tokyo|【症例】一回で虫歯を改善した審美治療|虫歯確認時画像

虫歯除去後

渋谷マロン歯科Tokyo|【症例】一回で虫歯を改善した審美治療|虫歯除去後画像

充填直後

渋谷マロン歯科Tokyo|【症例】一回で虫歯を改善した審美治療|充填直後画像

治療後の様子

経過は良好で、自然に見える程度まで色や形を回復することができ、患者様にも喜んでいただけました。

充填後口腔内写真

渋谷マロン歯科Tokyo|【症例】一回で虫歯を改善した審美治療|充填後口腔内写真

主な副作用・リスク

・予後を完全に保証するものではありません。

・自由診療での治療となります。

・慣れるまでは咬むと違和感がでることがあります。

早期発見、早期治療のために日頃からのメンテナンスをおすすめします

今回の患者様は、最小限の切削で治療可能なダイレクトボンディングで治療を行いました。

インレー修復では、型取りをしてくっつけるので、アンダーカットがあると上手く適合しません。そのため、虫歯ではない部分も少し削る必要があります。

それに対して、ダイレクトボンディングには、歯の切削量を少なくできるという利点があります。ダイレクトボンディングは名前の通り直接くっつけていきますので、虫歯だけを削り、アンダーカットがある複雑な形になっても充填することが可能となります。

ただし、削った穴が大きすぎる場合や、一周分の歯質が残らない場合などは、インレー修復の方が二次虫歯になりづらい場合もあります。

ここでいえる事は、なるべく削らずに歯を残すためには、早めに発見し、早めに治療をしてダイレクトボンディングで治療を終えられる範囲にするように努めるのが一番だということです。

そのためには、痛くなってから歯医者さんに行くという考え方ではなるべく削らずに歯を残すというのは不可能に近いです。痛くなくても虫歯がある場合は多々ありますし、ダイレクトボンディングで、1日、1回で終わる治療で対応できる虫歯は、痛みがないことがほとんどです。ぜひ日頃のメンテナンスを習慣にして、一緒に虫歯治療が少ない口の中を目指しましょう。

渋谷マロン歯科Tokyoでは、保険診療の中でも最高の治療を、自由診療でも最高の治療を目指して日々診療に取り組んでいます。また、各専門家が在籍しているため確かな診断が可能となります。お口の中の不調がある方、定期検診を受けたい方はご相談だけでも結構ですのでぜひ渋谷マロン歯科Tokyoにいらしてください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。

 

こちらもご参照ください。

渋谷マロン歯科Tokyo|虫歯治療・短期集中治療

渋谷マロン歯科Tokyo|予防・メンテナンス

監修者情報

佐藤 年彦

院長

佐藤 年彦

2013年 神奈川歯科大学歯学部 卒業
2021年 渋谷マロン歯科Tokyo 開業

歯医者が苦手な方も、ハイレベルな歯科診療を受けたい方も、あらゆる方に満足いただける歯科診療をお届けします。お口のことでお困りのことがあればお気軽にご相談ください。